野生動物モニタリングを、
新たな次元へ。
AIを活用したカメラから、完全に統合された野生動物モニタリングプラットフォームへ。知能を備え、遠隔管理される複数のセンシングシステムが、一つのシステムとして連携します。
MANY DIMENSIONS.
Sentinel Mark IIIは、AIを活用したカメラから、完全に統合された野生動物モニタリングプラットフォームへと進化を続けるSentinelの、新たな段階です。
Sentinelは、世代を重ねるごとに、その知能を活用できる範囲を広げてきました。
その進化は、一人の演奏家からアンサンブルへ、そしてオーケストラ全体へと広がっていく過程にも似ています。それぞれが異なる役割を担う多数の構成要素が、互いに連携し、一つのシステムとして機能します。
システム全体を
統括する、
Sentinel Core。
その「指揮者」の役割を担うのが、Sentinel専用プラットフォームであるSentinel Coreです。
Sentinel Coreは、現地機器の統括、観測情報の管理、確認・通知ポリシーの適用、機器情報や保守履歴の管理を一元的に行い、その結果をシンプルで直感的なインターフェースを通じてお客様に直接提供します。
Mark IIでは、汎用の外部データベースサービスをはじめとする外部ツールを一部利用していました。これに対してMark IIIでは、検知から通知までを、より高い信頼性、速度、柔軟性で実現するために新たに開発した専用アーキテクチャを採用しています。
遠隔で管理し、
環境に適応する。
Mark IIIでは、現地ネットワーク全体にわたる高度な遠隔管理・設定機能も導入しました。
システムの状態を一元的に監視し、個々のカメラの設定に至るまで遠隔から調整できるため、日常的に現地へ赴くことなく、それぞれの設置場所に固有の環境や条件に合わせてSentinelを最適化できます。
さらに、Sentinel独自のSmart Adaptive Sensing(スマート・アダプティブ・センシング)も進化しました。周囲の環境変化や検知結果に応じて、検知感度をはじめとする各種パラメータを継続的に調整します。
一定の感度で固定的に監視するのではなく、それぞれのカメラが自らの視野内の状況変化に適応。風、雨、雪、植生の揺れなどによる反復的な環境ノイズを抑えながら、意味のある野生動物の動きには高い応答性を維持します。
「何がいたか」から、
「何が起きたか」へ。
Mark IIIでは、Sentinelの野生動物検知プロセスに、もう一つの大きな進化が加わりました。静止画と動画の同時取得です。
これにより、ある瞬間に「何がいたか」だけでなく、時間の経過とともに「何が起きたか」まで捉えることができます。
静止画からは細部まで鮮明な視覚情報を取得できます。一方、動画からは、動き、歩き方、見る角度の変化、行動、そして動物が移動することで初めて確認できる特徴など、静止画だけでは得られない情報を取得できます。
一つの「検知」から、
連携する「観測」へ。
接続された複数のセンシング機器が、独立したカメラとしてではなく、連携する一つのシステムとして動作することも、Mark IIIの重要な特徴です。
新しいアーキテクチャでは、野生動物の観測結果を段階的に評価し、相互に照合することができます。
毎日取得される数万件もの画像サンプルから、本当に意味のある個々の事象へと情報を絞り込み、その結果をできる限り迅速かつスムーズにお客様へ届けることで、必要な対応へ直ちにつなげられるようにします。
検知から通知まで、
すべてを追跡可能に。
自動化を進める一方で、透明性や説明可能性を犠牲にすることはありません。
Mark IIIでは、最初の検知から最終的な通知まで、一連のプロセスを完全に追跡できる仕組みを採用しています。
重要な観測については、取得された日時と場所、何を根拠にどのような分類が行われたか、段階的な評価・確認の結果、通知やアラートが送信されたか、またそれがいつ行われたかなど、関連する証拠と判断の記録が連続して保存されます。
これにより、現地で取得された最初の観測情報から、最終的にお客様へ提示された情報までをたどることのできる、監査可能な一連の記録が形成されます。これは特に、Sentinelを公共の安全に関わる判断の支援に活用する場合に重要な機能です。
複雑なのは、
私たちの側で。
こうした高度な解析機能と運用機能を組み合わせることで、Mark IIIはユーザーにとって、これまで以上にシンプルなシステムになりました。
お客様が内部の複雑な処理工程を理解したり、外部サービスの操作方法を習得したり、クマの可能性がある検知結果を自ら確認したりする必要はありません。
Sentinelの一つのアカウントだけで、必要な情報すべてにアクセスできます。
より多くの情報を、
一つの確かな判断へ。
そのシンプルさの背後にあるものこそ、Mark IIIを特徴づける最大の進化です。より多くの「情報の次元」を組み合わせることで、現場で何が起きているのかを、より完全に把握します。
Sentinelは、こうした複数の次元の情報を組み合わせ、現場で起きていることを、一つの一貫した、行動につながる情報へと変えていきます。それを、1日24時間、1年365日、継続して。電力や通信に制約のある遠隔地においても、人の手による監視では実現することが難しい持続性、一貫性、そして精度で、Sentinelは現場を見続けます。
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