Sentinel · システム構成

四つの役割。
一つのシステム。

現地を捉え、その場で解析し、電力で支え、サーバーで情報をつなぐ。Sentinelは、カメラからサーバーまで、それぞれが明確な役割を担い、互いに連携するよう設計された一つのシステムです。

システムの全体像

現地で捉えた光を、
手元の確かな根拠へ。

観測の始まりは、インテリジェントカメラユニット。画像処理ユニットが現地で複数のカメラを統括し、解析します。場所に合わせた電源がその働きを支え、Sentinel Coreがさらに詳しい解析、管理、記録、通知を担います。

01ICUIntelligent Camera Unit
観測・画像処理
02IPUImage Processing Unit
統括・解析
04CORE検証・管理・通知
お客様判断に活きる、確かな根拠
03PSU / 現地電源Power Supply Unit
現地システムに電力を供給
01
Sentinelのインテリジェントカメラユニットのイメージ
インテリジェントカメラユニット · 製品イメージ
インテリジェントカメラユニット · ICU

見る力と、最初の判断を。

Sentinelのカメラは、画像を送るだけの機器ではありません。一台一台が、検知を担うシステムの一部です。

各ICUは、高精細な静止画と動画を同時に取得し、カメラ内で画像を処理します。適応型センシング「IntelliSense」と連携しながら、IPUやSentinel Coreに情報を渡す前の、最初の選別を担います。

ソニー製の1,200万画素イメージセンサーが、日中の細部まで鮮明に捉えます。夜間は、動物の目に見えない波長940nmの光を6灯のLEDで照射。オプションのミリ波レーダーを加えれば、対象の検知・追跡をさらに補強できます。重点的に見る領域や除外する領域、露出、ピント、昼夜の動作、画像の取得間隔なども、カメラごとに現場に合わせて調整できます。

1,200万画素ソニー製イメージセンサー
静止画 + 動画同時に取得
6灯のLED照明強力な波長940nmの夜間照明**動物の目に見えない光
IntelliSense環境に適応するセンシング
ミリ波レーダー検知を補強するオプション
広角 / 標準レンズ観測範囲に合わせて選択
画像処理ユニット · IPU

現地の観測を、束ねる。

複数のカメラを、一つの観測システムへ。
1台のIPUが、その連携を支えます。

画像処理ユニットは、最大10台のインテリジェントカメラユニットを管理・統括します。カメラが捉えた検知候補を受け取り、現地でさらに解析。Sentinel Coreとの通信を管理し、重要な根拠を保全するとともに、設置地点の運用履歴を記録します。

IPUは、観測を続けるための要でもあります。サーバーや携帯回線との接続が途切れても、現地での監視と処理を継続し、あとで同期するための情報を保存します。処理能力や保存容量に余裕がなくなれば、負荷を段階的に調整します。

電力管理、通信、冷却、そして詳細な稼働データの収集も、現地システムに組み込まれています。Sentinel Coreは、カメラに何が映っているかだけでなく、機器そのものがどのように動いているかまで把握できます。

最大10台1台のIPUで管理するカメラ数
現地でAI解析現場での検知処理
通信断に対応Coreに接続できなくても継続
追跡できる記録詳細な稼働データと処理履歴
02
現地に設置されたSentinelの画像処理ユニットのイメージ
画像処理ユニット · 製品イメージ
03
Sentinelの電源ユニットを構成する機器と接続部
電源ユニット · 現地電源システム
電源ユニット · PSU

電源のない場所にも、
見守る力を。

電源も、観測を支える大切な機能。Sentinelは、システムの一部として設計しています。

商用電源のない場所では、PSUがバッテリー、太陽光による充電、Sentinelの現地機器をつなぎ、電力供給を管理します。保護回路、配電、充電の仕組みは、実際のフィールドで人が常駐せずに運用することを前提に設計しています。

商用電源が使える場所では、AC電源による運用を選べます。設置場所、カメラの台数、通信方法、保守に赴くまでの稼働時間。これらの条件をもとに、その現場に適した電源構成を選定します。

商用電源AC電源を利用
太陽光ソーラーパネル + LiFePO₄蓄電池
バッテリー交換交換までの長時間運転に対応
Sentinel Core

いくつもの現場を、
一つにつなぐ。

Sentinel Coreは、各地の観測システムを結び、野生動物の情報と運用を一元管理するプラットフォームです。

サーバー側での検知・検証処理を担い、現地機器の設定やソフトウェア、稼働状態を管理します。検証に必要な履歴の保存、野生動物の観測記録の管理、アラートの送信、お客様向けダッシュボードの提供まで、Coreが一つにつなぎます。

同時に、Verbiumがきめ細かなサポートを行うための基盤でもあります。カメラの状態、処理速度、バッテリーの動作、機器情報、保守履歴、設定内容などを一元的に確認。お客様に複雑な管理をお願いすることなく、システムの内側まで把握して支えます。

検知検証アラート設置機器の一元管理野生動物データベース追跡できる記録顧客向けダッシュボード保守履歴
04
Sentinel Coreの顧客向けダッシュボード
Sentinel Core · お客様向け画面
導入の基本となるモデル

ST-100

Sentinelの観測は、この基本構成から始まります。

基本構成Wi-Fi · カメラ2台
1 ×画像処理ユニット
2 ×インテリジェントカメラユニット
Wi-Fi現地ネットワークへの接続
CoreSentinel Coreとの連携
IPUを交換せずに、 カメラ10台 まで拡張できます。
購入250,000円〜
短期レンタル
45,000円〜/月

表示価格は、設置場所でAC電源を利用できる場合を前提としています。フィールド用電源システムは別途ご用意しています。価格は暫定です。Sentinelの次世代ハードウェアを近日中にご案内する予定で、その際に価格も更新します。詳しい情報、現地条件のご相談、お見積もりについては、ヴァービアムまでお問い合わせください。

現場に合わせた構成

必要なものを、
必要な場所に。

通信、設置方法、電源を、それぞれの現場に合わせて選べるモジュール構成。決まったパッケージに場所を合わせるのではなく、その場所に必要なシステムを組み立てます。

01

モバイルデータユニット

IPUに4G携帯回線での通信機能を追加します。Wi-Fiが利用できない遠隔地や、商用電源のない場所での接続を支えます。

通信オプション
02

単管パイプ設置キット

お客様ご自身、または地域の施工業者による設置に対応するキットです。垂直アンカー2本、横架材、ブラケット、クランプをセットに。現地で位置を調整しやすく、堅牢な設置が可能です。

設置オプション
03

AC電源アダプター

安定した商用電源が使える場所に。AC電源から直接給電し、シンプルな構成で継続運転を支えます。

電源オプション
04

太陽光発電キット

PSU 1台、100AhのLiFePO₄バッテリー2台、200Wのソーラーパネル2枚、チャージコントローラー、設置に必要な金具をセット。現地で電力をまかなう構成です。

電源オプション
05

バッテリーキット

PSU 1台に、100AhのLiFePO₄バッテリーと簡単に交換できるコネクターを組み合わせます。現場の条件や交換に赴く間隔に合わせて、容量を選べます。 (充電済みのバッテリーを順次交換しながら運用する場合に、特に便利です。)

バッテリー2台約4〜5日
バッテリー3台約6〜8日
バッテリー4台約8〜10日
商用電源なしで長時間運転
06

増設カメラ

観測範囲を広げたいときは、ST-100にインテリジェントカメラユニットを追加できます。1台のIPUで最大10台に対応。同じ単管パイプに最大4台、さらに敷地内の別の位置に最大6台を配置できます。

観測範囲の拡張
07

カラーオーダー

Sentinel本体と取付金具の色を指定できます。周囲の建物や景観、目立たせたい・目立たせたくないといった要件、お客様のご希望に合わせて仕上げます。

仕上げオプション
08

壁面取付ブラケット

建物や構造物の壁面に取り付けるための金具です。既存の建物から、必要な観測位置を確保できます。

設置オプション
バッテリーの稼働時間は目安です。カメラの台数、照明の使用状況、周囲の動きの多さ、通信方法、天候、動作設定などによって変わります。現在、更新版ハードウェアへの省電力化を進めています。太陽光発電キットとバッテリーキットの最終的な稼働時間は、その作業が完了した時点でご案内します。
設置構成の例

仕組みは同じ。
活かし方は、現場ごとに。

遊歩道・公園

広い範囲で、
人の安全を支える

  • インテリジェントカメラユニット4台
  • 画像処理ユニット1台
  • モバイルデータユニット
  • 太陽光発電キット
  • 単管パイプ設置キット

遊歩道、展望台、公園、出入口を複数の視点から観測。遠隔地との通信を常時確保する構成です。

通信環境のない観測地点

ネットワークの
先でも、観測を
続ける

  • インテリジェントカメラユニット2〜4台
  • 画像処理ユニット1台
  • 太陽光発電 + バッテリー
  • 現地での処理
  • 接続時に同期

常設の通信設備がない、あるいは常時接続を必要としない場所で、継続的に観測する構成です。

設置について

まず、
現場を見ることから。

Sentinelの導入は、無料の現地調査から始まります。観測したい範囲、動物が近づいてくる経路、既存の設備、取付位置、通信、電源を確認したうえで、適した構成をご提案します。

北海道内での標準的な設置費用
25,000円〜現地調査のうえ確定

表示価格は暫定です。Sentinelの次世代ハードウェアを近日中にご案内する予定で、その際に価格も更新します。

料金について

費用は四つ。
内訳を、明確に。

初期の設定、機器、現地への設置、そして日々の運用を支えるサービス。Sentinelは、導入時にかかる費用と継続的な費用を分けてご案内します。

01構成・初期設定¥25,000IPU 1台を含む1システムあたり
02機器代金ST-100 250,000円〜購入 · カメラ2台のWi-Fiモデル
03設置について25,000円〜設置が必要な場合の北海道内の目安
04Sentinel月額サービス20,000円 + カメラ1台あたり2,000円Wi-Fiモデル
モバイルデータモデル20,000円 + カメラ1台あたり3,500円
レンタルでの導入もST-100の短期レンタルは月額45,000円〜機器のレンタル料金です。Sentinelのサービス利用料、初期設定費、設置費は別途かかります。詳しくはヴァービアムまでお問い合わせください。
月額サービスに含まれるもの Sentinel Coreソフトウェアライセンスシステム管理動作の調整・最適化定期的な機能拡充顧客向けダッシュボードの利用携帯回線のデータ通信(対象モデル)稼働監視現地での保守対応
表示価格は暫定です。Sentinelの次世代ハードウェアを近日中にご案内する予定で、その際に価格も更新します。システム構成、設置条件、部品価格などによっても変動する場合があります。設置前に、現地の条件に合わせたお見積もりをご提示します。
すべてが、一つにつながる

現地で捉える。
その場で見極める。
Coreで、つなぐ。

Sentinelのすべての構成要素が支えるのは、一つの役割。現場で起きた出来事から、お客様が判断に使う根拠までを、明確に、確実につなぐことです。

現場に合うシステム構成を相談する →